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Jul 04, 2023

三菱重工業株式会社 企業情報

プレス情報

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・環境負荷の少ない高効率チラーにより、マリーナベイの地域冷房システムの拡大に貢献し、2026年までに28棟にサービスを提供・三菱重工グループの技術とアフターサービス、チラーの環境性能と経済性、優れた納入実績に高い信頼注文につながった

東京、2022 年 10 月 4 日 – 三菱重工業 (MHI) グループ会社 – 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 (MHI サーマルシステムズ) および三菱重工アジアパシフィック Pte. Ltd. MHI-APは、シンガポールのマリーナベイの大規模地域冷房システム拡張計画の一環として、大容量ターボ冷凍機2台を共同納入しました。 「GARTシリーズ」の2台のチラーは、合計8,400冷凍トン(RT)の冷却能力を持っています。 これにより、三菱重工グループがマリーナベイエリアに納入するターボ冷凍機は合計18台となります。

GART-400PLS.SCF モデルターボ冷凍機はそれぞれ 4,200 RT の冷却能力を備えており、これまでにマリーナベイ地域冷却システムに納入されたすべてのユニットの中で最大の能力です。 新ユニットは、地球温暖化係数(GWP)が1以下(注1)と環境負荷が極めて低い冷媒HFO-1234ze(E)に対応しています。 さらに、GART-400PLS.SCFチラーは、タンデム動作構成により、エネルギー消費が削減されます。 二酸化炭素排出量も9%削減できます(注4)。

マリーナ ベイはシンガポールのビジネスと観光の中心地区であり、持続可能な暮らし、仕事、遊びのコミュニティに関する国の計画の一部です。 マリーナ ベイ地域冷却システムは、アジア太平洋地域の大手公益事業グループで持続可能なエネルギー ソリューション プロバイダーである SP グループによって設計、構築、運営されており、世界最大の地下地域冷却ネットワークです。 このシステムは 2 つのプラントで冷水を集中的に生成し、マリーナ ベイ地区の 20 以上の建物の空調ニーズに対応しています。 ターボ冷凍機はプラントの心臓部となる高効率熱源機器であり、重要なコンポーネントです。

このシステムは継続的に拡張されており、2026 年までに合計 28 の建物にサービスが提供され、年間約 20,000 トンの炭素排出量が削減される予定です。

三菱重工グループの技術力とアフターサービス力に加え、優れた納入実績に裏付けられたターボ冷凍機の環境性能、経済性、高い信頼性が評価され、今回の受注となりました。

三菱重工サーマルシステムズはターボ冷凍機の国内トップメーカーで、地域冷暖房や工場空調などの用途に合わせた幅広い機種を提供しています。 チラー事業部は 2008 年 4 月にシンガポールで発足し、現在、チームは東南アジア全域の MHI-AP で関連するマーケティングとサービスを担当し、現地の顧客のニーズに効率的に対応しています。 両社は今後もお客様のニーズに応え、環境負荷の少ないターボ冷凍機を提供し、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

三菱重工業 (MHI) グループは、エネルギー、スマート インフラストラクチャ、産業機械、航空宇宙、防衛に及ぶ世界有数の産業グループです。 三菱重工グループは、最先端の技術と深い経験を組み合わせて、カーボンニュートラル世界の実現、生活の質の向上、より安全な世界の確保に役立つ革新的な統合ソリューションを提供します。 詳細については、www.mhi.com にアクセスするか、spectra.mhi.com で当社の洞察やストーリーをご覧ください。

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