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Jul 03, 2023

エネルギー

ケーススタディ

三菱重工サーマルシステムズ(MHIサーマルシステムズ)の顧客であるSony Device Technology (Thailand) Co., Ltd.は、空調システム全体の電力を多く消費する熱源設備システムの効率改善が急務となっていました。そこで、三菱重工サーマルシステムズ様の工場改修の一環であるクリーンルーム(面積:6,250㎡)に当社の最新鋭ターボ冷凍機をご提案いただき、導入されました。

Sony Device Technology (Thailand) Co., Ltd.では、新工場の建設計画に伴い、既存設備よりも省エネ効果の高い冷凍機の導入を検討しました。 三菱重工サーマルシステムズでは、低温側7℃の冷水を供給する高効率インバータターボ冷凍機4台と、高温側14℃の冷水を供給する2台の計6台を導入しました。

三菱重工サーマルシステムズも熱源トータルコントロールシステム「エネコンダクター」を導入しました。 ターボ冷凍機の台数制御に加え、冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷水二次ポンプの可変流量、冷却塔ファンの可変風量も制御しました。 これにより常に最適な省エネ運転が可能になりました。

導入した当社の最新インバータターボ冷凍機は、冷凍機1台あたり年平均COP(※)6.24、エネコンダクタ採用補機を含めたシステム全体ではCOP4~5台の高効率を達成しました。 外気温が非常に高い東南アジアでも当社のターボ冷凍機が有効に機能することが実証されました。 チラー、一次冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔空気流の補機類を制御することで、年間電力使用量を従来の約30%にあたる1,553MWh削減しました。 その結果、CO₂排出量も約30%削減できました。(*) 成績係数

当社(Sony Device Technology (Thailand) Co., Ltd.)は、イメージセンサーの後工程を担う工場です。 2021年度には、ソニーグループの東南アジア地域で初めて、気候変動対策として施設運営を100%再生可能エネルギーで行うという目標を達成しました。 当社は、今後も環境に配慮した事業運営に努めてまいります。 三菱重工サーマルシステムズの高性能ターボ冷凍機と制御システムの導入により、空調システムの最適運転による省エネ効果はもちろんのこと、だけでなく、機器の設置後に提供されるサービスの質も重要です。 三菱重工サーマルシステムズは、信頼関係を築けるグローバルパートナーの一つです。

三菱重工サーマルシステムズは、三菱重工グループの中核子会社の一つとして、熱技術とソリューションを提供しています。

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